(i)/(ii)/(iv) の世界遺産
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エルツ山地 / クルスナホリ 鉱業地域
英名:Erzgebirge/Krušnohoří Mining Region ドイツのザクセン地方とチェコとの国境に位置するエルツ山地(クルスナホリ)は鉱山として12世紀から20世紀まで採掘が行われてきた。とりわけ15世紀から16世紀にかけてはヨーロッパで有数の銀の産出所となっており、技術革新の原動力となった。 採掘、輸送、そして集落などが鉱業のための一連のエコシステムが文化的景観として認められた。
登録国 チェコ , ドイツ 登録年 2019年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
プスコフ建築派の聖堂群
英名:Churches of the Pskov School of Architecture ロシア西部、エストニアとの国境に近い古都プスコフに建てられらた教会群。 12世紀に始まった教会の建設は15〜16世紀にピークを迎え、ロシアの教会建築に影響を与えることとなった。 当初「Monuments of Ancient Pskov(古都プスコフのモニュメント群)」で登録を目指していたが、勧告の内容を受け入れ現在の名称となった。
登録国 ロシア 登録年 2019年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) -
ブルキナファソの古代製鉄遺跡群
英名:Ancient Ferrous Metallurgy Sites of Burkina Faso 西アフリカの共和制国家ブルキナファソに残る、異なる州にまたがる古代製鉄関連遺跡。 紀元前8世紀にまで遡る鉄鉱石精錬炉はアフリカにおける初期の製鉄の証拠を示しており、西洋とは異なる文脈において発達した独自の製鉄技術の好例と言える。 推薦名は「古代製鉄遺跡群(Ancient ferrous metallurgy sites)」であったが...
登録国 ブルキナファソ 登録年 2019年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
ティムリカ・オヒンガ考古遺跡
ケニアの考古遺跡遺産。 この地域では14世紀頃よりオヒンガと呼ばれる石壁を積み上げて集落を囲んできた。中でもティムリカの特筆すべきオヒンガが登録された。
登録国 ケニア 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
カルハットの都市遺跡
カルハットはポルトガル到達以前のホルムズ王国の港町の遺跡でオマーンの東海岸に位置し、アラビア東海岸、東アフリカ、インド、中国、東南アジア間の貿易に関する考古学的証拠がかつての繁栄を伝えている。
登録国 オマーン 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
アハサー・オアシス、進化する文化的景観
サウジアラビア中部東側、ペルシャ湾から数十キロ内陸に位置する世界最大のオアシスとされており、有史以来天然の水が湧き出る場所として知られていた。 砂漠の中のオアシスながら、湧き水を活かしてコメやナツメヤシが栽培されてきた。 バーレーンで行われた第42回世界遺産委員会において、事前の「不登録」勧告から一転し逆転登録となったレアケースである。
登録国 サウジアラビア 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
ムンバイのヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの遺産群
インド東部ムンバイ(旧ボンベイ)に位置する、19世紀から20世紀前半の植民地時代に建造されたヴィクトリア朝やアール・デコの様式の建造物群。 ビクトリア朝のゴシックとアールデコの価値観が融合されインドゴシック様式を作り出された事が評価され登録。
登録国 インド 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ファールス地方のサーサーン朝考古景観
英名:Sassanid Archaeological Landscape of Fars Region サーサーン朝時代を伝える8箇所の遺跡群。 イラン、ファールス州のサーサーン朝時代の史跡群の登録地域はフィールーズアーバード、ビーシャープールやサルヴェスターンまで広範囲にわたる。 自然地形の活かされている景観、文化的伝統やローマ時代の芸術などがイスラム時代の建築様式や芸術的スタイルに大きな影響を与えた...
登録国 イラン 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (v) -
ヘーゼビューとダーネヴィルケの境界遺跡群
英名:Archaeological Border Landscape of Hedeby and the Danevirke ダーネヴィルケはデーン人の要塞であり、ヘーゼビューはヨーロッパ大陸と北欧と北海とバルト海の間の交易地。バイキング時代のヨーロッパにける経済的、社会的及び歴史的発展を知る重要な場所である。
登録国 ドイツ 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
20世紀の産業都市イヴレーア
英名:vrea, industrial city of the 20th century イタリア北部に位置するイヴレーアは、タイプライター・機械式電卓・オフィスコンピュータの製造元オリベッティ社のテスト場として開発され、都市にはオリベッティ社の施設群(コンプレッソ・オリヴェッティ)などが残っている。
登録国 イタリア 登録年 2018年 分類 登録基準 (iv) -
カリフ都市メディナ・アサーラ
英名:Caliphate City of Medina Azahara メディナアサーラはスペインのアンダルシア州コルドバ県コルドバの西北の丘に位置する中世イスラーム建築の宮殿跡。 ザフラー宮殿とも呼ばれザフラーとは、アラビア語で「花」を意味する。
登録国 スペイン 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
チリビケテ国立公園「ジャガーのマロカ」
英名:Chiribiquete National Park – “The Maloca of the Jaguar” コロンビアでは国内最大の保護区。 2万年以上昔の75,000点を超える岩陰遺跡や岩絵が残り狩猟の場、戦い、踊り、儀式が描かれている。 権力と豊饒の象徴であるジャガーは崇拝され、また住居跡はなくこの場所は神聖な場所だったと考えられている。
登録国 コロンビア 登録年 2018年 分類 複合遺産 登録基準 (iii) , (ix) , (x) -
テワカン=クイカトラン渓谷 : メソアメリカの起源となる環境
英名:Tehuacán-Cuicatlán Valley: originary habitat of Mesoamerica メキシコ南部の内陸部。 渓谷には柱状のサボテンや森林や絶滅のおそれのあるゴールデンイーグルなどが生息している。 またこの渓谷は大陸で最も古く、運河、井戸、水道橋、ダムなどの優れた水管理システムが残されている。
登録国 メキシコ 登録年 2018年 分類 複合遺産 登録基準 (iv) , (x) -
ヘブロン/アル=ハリール旧市街
英名:Hebron/Al-Khalil Old Town パレスチナ、エルサレムの南にあるユダヤ・キリスト・イスラームの聖地。それら3宗教の祖とされるアブラハムの墓がある。マクペラの洞穴でも知られている。 2017年の世界遺産委員会で緊急的登録推薦という例外的な方法で推薦・審議され、世界遺産登録と同時に危機遺産リストに入れられた。
登録国 パレスチナ 登録年 2017年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi)