危機遺産/その他宗教/森林 の世界遺産
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「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録されている遺産を指す。
登録遺産が重大かつ明確な危険にさらされており、世界遺産条約に基づく援助が当該遺産に要請されているなどした場合、世界遺産委員会により危機リストに登録される。
リストに登録されると世界遺産センターや各国政府、民間企業などから財政的及び技術的支援を受けることが出来る。
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ウォータートン・グレーシャー国際平和自然公園
アメリカ及びカナダをまたぐロッキー山脈の中央辺りに位置する。 アメリカ・モンタナ州のグレイシャー国立公園とカナダ・アルバータ州のウォータートン湖国立公園からなり、1932年に世界初の複数国にまたがる国際平和自然公園として指定された。
登録国 カナダ , アメリカ合衆国 登録年 1995年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) -
ブウィンディ原生国立公園
ウガンダ南西部に位置し、面積は約3万2000haに及ぶブヴィンディ原生国立公園は世界でも屈指のマウンテンゴリラの生息地。 森林と草原の接する地域であり、人が容易に立ち入れなかった為原生の自然が保たれた。100種を超える哺乳類や数百種の植物等が生息している。 密猟や内戦などで一時100頭程に減少したマウンテンゴリラであったが、世界の生息数の半数である300種まで回復...
登録国 ウガンダ 登録年 1994年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
ロス・カティオス国立公園
コロンビア北西部、パナマ国境近くに広がりチョコ平原を流れるアトラト川流域の熱帯雨林に覆われた7万2,000haにも及ぶ広大な国立公園。 ちょうど中米と南米の境界にあたり、両者の生態系が混在していることで極めて多種多様な生物を見ることができる。オセロットやカピバラ等の特徴的な生物や、また多くの絶滅危惧種の存在が確認されている。 2009年から2015年までは不法伐採...
登録国 コロンビア 登録年 1994年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
曲阜の孔廟、孔林、孔府
山東省曲阜市は、紀元前6世紀に孔子が誕生した地である。 孔子を祀った孔廟、孔子の子孫が暮らした孔府、そして孔家代々の墓所である孔林、これらを合わせて「三孔」いう。 特に孔廟は魯の哀公が孔子の居所を改築し廟に改めたことに端を発し、中国三代宮殿建築のひとつとされている。
登録国 中国 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) , (vi) -
サンフランシスコ山地の岩絵群
メキシコの北東部に位置するバハ・カリフォルニア半島のシエラ・デ・サンフランシスコ(サンフランシスコ山地)の岩絵群。 古くは紀元前1100年頃に描かれたものであり、先史時代から植民地化以前までのこの地域の生活様式や芸術を物語る比類なき証拠である。
登録国 メキシコ 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
マテーラの洞窟住居サッシと岩窟教会公園
イタリア南部、バジリカータ地方マテーラ。グラヴィナ渓谷西岸の凝灰岩の岩壁に多数の洞窟が掘られ約7000年前から沢山の人々が生活していた。 「サッシ」とはマテーラにおいて洞窟住居を意味する。 ギリシャの植民地時代にはピタゴラス学派の影響を受けた住居も建設された。また8世紀からのキリスト教時代には修道士が住み始め、サンタ・マリア・デ・イドリス教会や
登録国 イタリア 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
ボイン渓谷の遺跡群(ブルー・ナ・ボーニャ)
天文考古学的にも重要な意味を持ったニューグレンジ、ノウス、ドウスという主要3墳墓を含む遺跡。「ブルーナボーニャ(Brú na Bóinne)」は「ボインの宮殿」の意である。 1993年に登録され、2013年に登録名が変更された。
登録国 アイルランド 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
バーンチエンの古代遺跡
タイ、ウドーンターニー県に位置する先史時代の遺跡。 彩文土器や青銅器などが多数見つかっており、古くとも紀元前3000年ほどのものと推定されている。黄河文明とは違った文明の証拠として、考古学的価値の高い遺跡である。
登録国 タイ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
ウジュン・クロン国立公園
ウジュン・クロン国立公園はジャワ島西部に位置し、インドネシアとして初の国立公園として指定された熱帯植物が生い茂る場所である。 絶滅危惧であるバンテンやジャワサイなどの生息地として知られる。 1883年にクラカタウ火山が噴火したサイはこの地も大きな被害を受けた。
登録国 インドネシア 登録年 1991年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
プランバナンの寺院群
ジャワ島中部、ジョグジャカルタ近郊にある9世紀頃建設されたヒンドゥー教及び仏教の遺構。 別名ロロ・ジョングラン(すらりとした姫の意)とも呼ばれるプランバナン寺院と、その周辺にある寺院群が登録対象。 ヒンドゥー教のシヴァ神信仰と仏教信仰の両方の寺院が一体となった独特の信仰の様子を今に伝えている。
登録国 インドネシア 登録年 1991年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv)