(iii)/(vi) 仏教/建築 の世界遺産
選択した項目: (iii)/(vi), 仏教/建築
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北京中軸線:中国首都の理想的秩序を示す建築群
英名:Beijing Central Axis: A Building Ensemble Exhibiting the Ideal Order of the Chinese Capital 北京市の中心を貫く南北約7.8kmの中軸線。13世紀に整備が始まり、紫禁城、天安門、天壇、鐘楼・鼓楼などが配置された。中国の伝統的な都市計画理論に基づき、「中」と「和」の哲学を体現。紫禁城は1987年に「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮群」として世界遺産に登録され、2024年に...
登録国 中国 登録年 2024年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
アッピア街道:街道の女王
英名:Via Appia. Regina Viarum 古代ローマ時代に建設された全長約580kmの主要街道。ローマとアドリア海沿岸のブリンディジを結び、「街道の女王」と称される。優れた土木技術と設計により、軍事的・戦略的な目的で築かれたが、沿道の都市の発展や新たな集落の形成、農業生産や貿易の促進にも寄与。ラツィオ州、カンパニア州、バジリカータ州、プーリア州にまたがる複数の遺構が一つ...
登録国 イタリア 登録年 2024年 分類 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
プー・プラバート:ドヴァーラヴァティー時代のセーマ石の伝統の証拠
英名:Phu Phrabat, testimony to the Sīma stone tradition of the Dvaravati period タイ東北部、ウドーンターニー県の西部に位置する広大な歴史公園。 紀元7~11世紀のドヴァーラヴァティー時代に築かれた上座部仏教の結界石「セーマ石」の伝統を今に伝える遺跡群である。仏教寺院の戒壇を示す聖域標石が多数残り、この地域への仏教伝来と布教の歴史を物語っている。 壁画: 公...
登録国 タイ 登録年 2024年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観
英名:Paseo del Prado and Buen Retiro, a landscape of Arts and Sciences スペインの首都マドリードの中心部を通るプラド通り(パセオデルプラド)と、レティーロ公園(ブエンレティーロ)。公園はかつて宮殿があったが焼失後に王家からマドリード市に譲渡された。 第44回世界遺産委員会において登録延期勧告から逆転登録となった。
登録国 スペイン 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
山寺(サンサ)、韓国の仏教山岳僧院
英名:Sansa, Buddhist Mountain Monasteries in Korea 韓国国内に点在する伝統的な7つの山寺からなる。 韓国仏教の最大勢力宗派である曹渓宗(大韓仏教曹渓宗)ないし第二勢力太古宗のもので構成されている。
登録国 大韓民国 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
ビハール州ナーランダ・マハーヴィハーラの遺跡
ナーランダ・マハーヴィハーラとは、インドビハール州ナーランダ中部にある427年に建てられた世界最古の大学の1つである遺構。 遺構にはストゥーパや聖廟、僧院、美術作品等も含まれている。この地で研究された大乗仏教は東アジア各地に伝えらえ、日本の仏教にも影響を与えたと言われている。 2018年に名称変更され「ビハール州ナーランダ・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)の遺...
登録国 インド 登録年 2016年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (vi) -
ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-
「近代建築の五原則」を定式化し、20世紀の近代建築運動に多大なる影響を与えたル・コルビュジエの建築群。 7ヵ国17の資産からなるトランスバウンダリーサイトであり、初のトランスコンチネンタルサイト(大陸間をまたぐ遺産)である。 半世紀に渡り建築された、アルゼンチンのクルチェット邸、インドのチャンディガール、日本の国立西洋美術館、フランスのマルセイユのユニテ・ダビ...
登録国 アルゼンチン , ドイツ , ベルギー , フランス , インド , 日本 , スイス 登録年 2016年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (vi) -
サウジアラビアのハーイル地方のロック・アート
サウジアラビア中北部の砂漠地帯に位置するジュッバ(ジャベル・ウム・シンマンがある)とシュウェイミス(ジャバル・アル・マンジョルおよびラアアトがある)に残る岩絵群。 アラビア半島周辺で最大であり最多の数を誇り、また人類の創造的才能を表現している。 この辺りはかつては湖があり水が豊富であったが、中期完新世の時代より進行した砂漠化で周辺環境や人類...
登録国 サウジアラビア 登録年 2015年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
モラヴィア教会の入植地 クリスチャンフェルド
デンマークのクリスチャンフェルドは、ユトランド半島南部に18世紀に建設された、プロテスタントの一派モラヴィア教会の入植地。 モラヴィア教会はモラヴィア兄弟団とも呼ばれるルター派のひとつであり、平等やヒューマニズムに重きがおかれておりその啓蒙思想が街作りにも反映されている。
登録国 デンマーク 登録年 2015年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
コルヴァイのカロリング朝ヴェストヴェルクとキウィタス
ドイツ北部、ヴェーザー河畔のコルヴァイに建つ修道院。 砦を持った修道院複合体と、周辺に形成されていた中世の集落遺跡が登録範囲となっている。 フランク王国・カロリング朝時代、822〜855年にかけてこのコルヴァイ修道院は建設され、最高権威の図書館があったことでも知られている。 修道院の西側、塔を伴った建物は「ヴェストヴェルク(西構え)」と呼ばれ、後...
登録国 ドイツ 登録年 2014年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
ブルサとジュマルクズク:オスマン帝国発祥の地
トルコ北西部のウルダー山麓にある古都ブルサの遺跡群と、郊外のジュマルクズク。 14世紀初めに形成された、オスマン帝国の都市部と農村部からなる都市計画を象徴する遺産である。 イスラム社会特有の慈善寄付制度(ワクフ)を効果的に活用した例として、貧富の差にかかわらず人々が使用可能にしたモスクや宗教学校、公衆浴場、公営の台所、墓などからなるキュリーイェと呼ば...
登録国 トルコ 登録年 2014年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) , (vi) -
ジッダ歴史地区:メッカへの玄関口
サウジアラビア西部、紅海に面する港町ジッダ(ジェッダ)の歴史地区。 7世紀にカリフのウスマーン・イブン・アッファーンが交易の要衝となる港として整備した。 19世紀後半に商人が建設した塔状家屋であるローシャンタワーと呼ばれる紅海特有の建築が数多く残っている。 この町は紅海経由でメッカ巡礼(ハッジ)へと向かうイスラーム教徒達の玄関口でもある。
登録国 サウジアラビア 登録年 2014年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
ポーランド、ウクライナのカルパチア地方の木造教会
ポーランドとウクライナにまたがりカルパチア山脈周辺に点在する、伝統的な木造工法で建てられた教会群。 ブルナリ・ビジネをはじめとした16ヶ所の登録資産は16~19世紀に東方正教とギリシャ・カトリックの共同体によって建設された。 水平丸太組みのログ構法で作られており、屋根部分は四角形や八角形のドームになっているこれらの教会群は東方正教の教会建築に地域...
登録国 ポーランド , ウクライナ 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
トスカーナ地方のメディチ家の別荘と庭園群
イタリア中部トスカーナ州に位置し、メディチ家が15~17世紀に築いた12の別荘と二つの庭園からなる遺産。 周囲の景観と調和した美しい造形は、ルネサンス時代のイタリアのみならず、ヨーロッパの別荘のモデルとなった。
登録国 イタリア 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
コインブラ大学ーアルタとソフィア
ポルトガル、セントロ地方で最も大きな街でありコインブラ県の県都であるコインブラの大学都市。 1290年にポルトガル王ディニス1世によって設立されたコインブラ大学はヨーロッパ最古の大学のひとつである。 主要建築物は16~17世紀にかけて建設されたアルカソヴァの王宮などで、ソフィア地区の寮の他、植物園や1940年代に建設された大学都市も含まれている。
登録国 ポルトガル 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
開城の歴史的建造物と遺跡
北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国南西部の開城に位置しする、高麗王朝時代の遺跡。 高麗の旧都である開城は風水的配置の重要視された高麗王朝の王都であった。 仏教から儒教へと信仰が推移していった事実と、文化・政治・哲学及び精神的な価値を体現していた様子がうかがえる。
登録国 朝鮮民主主義人民共和国 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
ゴンバデ・カーブース
イラン北部、ゴレスターン州に位置する11世紀初頭に建設された高さ53mの墓塔。 壁面に刻まれた文章では、1006年にズィヤール朝4代皇帝のカーブースが自身のために建てたと記されている。 幾何学的なデザインで、内部は空洞となっており円筒状である。後にアナトリアから中央アジアまでこの塔の影響下にあると思われる建造物が作られることとなった。
登録国 イラン 登録年 2012年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv)