危機遺産/国立公園/集落 の世界遺産
選択した項目: 危機遺産/国立公園/集落
「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録されている遺産を指す。
登録遺産が重大かつ明確な危険にさらされており、世界遺産条約に基づく援助が当該遺産に要請されているなどした場合、世界遺産委員会により危機リストに登録される。
リストに登録されると世界遺産センターや各国政府、民間企業などから財政的及び技術的支援を受けることが出来る。
- 
                ケノゼロ湖の文化的景観英名:Cultural Landscape of Kenozero Lake 北ロシアのケノゼロ国立公園内に広がる伝統的農村景観であり、フィン・ウゴル系の森林文化とスラブ系の農耕文化が融合した独特の景観を形成している。人々の生活と自然環境が調和した文化的景観である。 ケノゼロ湖一帯は国立公園に指定され自然環境が保護されている。豊かな森と湖沼に恵まれた地域で、人と自然の持続的な関わりを示す... 登録国 ロシア 登録年 2024年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) 
- 
                トゥルグ・ジウのブランクーシ記念作品群英名:Brâncuși Monumental Ensemble of Târgu Jiu ルーマニアはオルテニア地方にあるゴルジュ県の年トゥルグ・ジウに作られたモニュメント群。 近代彫刻の巨匠コンスタンティン・ブランクーシが制作した抽象彫刻群であり、「無限柱」などモニュメント的な彫像が含まれる。これらの抽象彫刻は人類の精神性を表現している。 第一次世界大戦で故郷を防衛した人々を追悼するため193... 登録国 ルーマニア 登録年 2024年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) 
- 
                聖ヒラリオン修道院/テル・ウンム・アメール遺跡英名:Saint Hilarion Monastery/ Tell Umm Amer 紀元4世紀に聖ヒラリオンが創設した修道院の遺跡で、聖地における初期キリスト教修道制の黎明を示す。ビザンティン時代の共同修道院の発祥地とされ、礼拝堂跡や洗礼堂などキリスト教関連遺構が多数残る。また、修道院跡とその周囲の考古遺跡(テル・ウンム・アメール)は、ガザ地域における古代末期~初期中世の歴史地区を成しており... 登録国 パレスチナ 登録年 2024年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) 
- 
                タカリク・アバフ国立考古公園英名:National Archaeological Park Tak’alik Ab’aj グアテマラの太平洋沿岸に位置するタカリク・アバフは、オルメカ文明から初期マヤ文明への遷移期に重要な役割を果たした場所。この考古学的遺跡は、メキシコとエルサルバドルを結ぶ長距離貿易ルートに不可欠で、様々な文化風習が共有された。 現在は国立考古公園に指定されており、今なお先住民族がこの場所を神聖視し儀式を行っ... 登録国 グアテマラ 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) 
- 
                鹿石と関連する青銅器時代の遺跡英名:Deer Stone Monuments and Related Bronze Age Sites 中央モンゴルのハンガイ尾根の斜面に点在する「鹿石(ディア・ストーン)」。 儀式や葬儀のために使用された石柱であり、紀元前1200年から600年頃に作られていたと考えられる。 最大で4メートルの高さがあり、ほとんどの場合、大きな墳墓の塚や供犠の祭壇と共に存在している。 鹿の彫刻が施されているのが特徴の像であり... 登録国 モンゴル 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) 
- 
                港湾都市オデーサの歴史地区英名:The Historic Centre of Odesa ウクライナ南部、黒海に面した港湾都市であり古来より経済・文化の交流地として繁栄してきた。 2022年10月に、ロシアとの戦争によって危機的状況にあるとして時のウクライナ大統領であるゼレンスキー氏がユネスコへ向けたオンラインスピーチをし、オデーサ世界遺産登録への要望が公表された。 その後2023年1月に緊急手続きによって世界文化遺産... 登録国 ウクライナ 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) 
- 
                プーアル 景邁山古茶林の文化的景観英名:Cultural Landscape of Old Tea Forests of the Jingmai Mountain in Pu’er 中華人民共和国雲南省の南部、普洱(プーアル)の景邁山に広がる古茶林の文化的景観。 プーアル茶として知られる茶の栽培は、10世紀よりタイ族をはじめとした先住民によって行われており千年以上の歴史を持つ。 山の生態系と亜熱帯のモンスーン気候に対応する伝統的な栽培法をが用いられており、ま... 登録国 中国 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (v) 
- 
                古代サバ王国のランドマーク、マアリブ英名:Landmarks of the Ancient Kingdom of Saba, Marib イエメン西部、首都サナアの東120kmに位置するマアリブ(マリブ)にある古代サバ王国時代の7つの遺跡。 紀元前1世紀から西暦630年頃にイスラムが到達するまでのものであり、都市集落・城壁・寺院などのほか南アラビアで特筆すべき古代オアシスであったことが評価された。 紛争によって破壊の危険が迫っていることから、202... 登録国 イエメン 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) 
- 
                ジャテツとザーツホップの景観英名:Žatec and the Landscape of Saaz Hops チェコ共和国・プラハから北西に90kmの街ジャテツは、世界中のビール生産に使用される有名なホップ品種「ザーツホップ」の栽培と取引の伝統で形成されてきた地域。 肥沃な畑、歴史的な村、中世のホップの歴史と経済の進化を示している。 登録国 チェコ 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) 
- 
                ジェルバ:島の領域における定住形態の証言英名:Djerba: Testimony to a settlement pattern in an island territory チュニジアの東海岸に位置するガベス湾内のジェルバ島は北アフリカ最大の島。 水の乏しい島内で発展した定住パターンは、密集せず島内各地に居住しそれらをつなぐ道路網を作り上げるというものであり、この独特の形態が評価され世界遺産登録に至った。 登録国 チュニジア 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (v) 
- 
                トリポリのラシード・カラーミー国際見本市英名:The Rachid Karameh International Fair of Tripoli 1962年トリポリの歴史的中心部とアルミナ港の間にある70ヘクタールの敷地に造られた、ブラジル人建築家オスカーニーマイヤー設計の国際見本市。 オスカーニーマイヤーとレバノンのエンジニア達との大陸間交流によって生み出された例として、また中近東の近代建築の顕著な例として認められている。 2023年1月、保存状態の悪... 登録国 レバノン 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) 
- 
                サルト - 寛容で都市的なホスピタリティの場英名:As-Salt - The Place of Tolerance and Urban Hospitality ヨルダン中西部、バルカ高原にある3つの密集した丘の上に建てられ、バルカ県の県都でもあるサルトの街。 オスマン帝国の支配下にあった最後の60年間(1860年から1920年)に作られたヨーロッパと地元の伝統が合わさった歴史的建造物や、イスラム教とキリスト教の寛容がもたらした差別のないおもてなしの文化が特徴的で... 登録国 ヨルダン 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) 
- 
                アリカ・イ・パリナコータ州におけるチンチョーロ文化の集落と人工ミイラ製法英名:Settlement and Artificial Mummification of the Chinchorro Culture in the Arica and Parinacota Region チリ共和国最北部の州であるアリカ・イ・パリナコータ州において行われていたミイラ製造の伝統、そしてその地の集落。 紀元前5450年から890年の間にアタカマ砂漠の乾燥した北海岸周辺に見られる、いわゆるチンチョーロ文化が遺した死者供養の独特な風習・文化に焦点が... 登録国 チリ 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) 
- 
                ロシア・モンタナの鉱山景観英名:Roșia Montană Mining Landscape ルーマニア西部アプセニ山地のあるアルバ郡に位置する、古代ローマ時代以来の鉱山。 西暦2世紀頃にはローマ人によって500トン余りの金が採掘され、掘られた地下通路は7kmに達した。 2018年の第42回世界遺産委員会では登録勧告から一転「情報照会」決議となり登録を逃したが、2021年第44回世界遺産委員会で登録と同時に危機遺産リスト入りし... 登録国 ルーマニア 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) 
- 
                コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコ栽培丘陵群伊名:Le Colline del Prosecco di Conegliano e Valdobbiadene プロセッコとはイタリアのヴェネト州で作られる原産地認定の白いスパークリングワインのことである。 銘柄としてはプロセッコ・ディ・コネリアーノやプロセッコ・ディ・コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネと呼ばれ、DOCワインに指定されている。 第42回世界遺産委員会では「不登録」勧告からの「情報照会」決議とな... 登録国 イタリア 登録年 2019年 分類 文化遺産 登録基準 (v) 
- 
                ヴァトナヨークトル国立公園-炎と氷のダイナミックな自然英名:Vatnajökull National Park - dynamic nature of fire and ice アイスランド南西部の巨大氷河であり、 1,482,000ヘクタールもの広大な面積を誇りっている。 氷河の下には複数の火山を有しており、中には活動中のものも存在する。そこで生じる氷河爆発という現象は特筆すべきものである。 登録国 アイスランド 登録年 2019年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) 
- 
                アハサー・オアシス、進化する文化的景観サウジアラビア中部東側、ペルシャ湾から数十キロ内陸に位置する世界最大のオアシスとされており、有史以来天然の水が湧き出る場所として知られていた。 砂漠の中のオアシスながら、湧き水を活かしてコメやナツメヤシが栽培されてきた。 バーレーンで行われた第42回世界遺産委員会において、事前の「不登録」勧告から一転し逆転登録となったレアケースである。 登録国 サウジアラビア 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) 
- 
                ティムリカ・オヒンガ考古遺跡ケニアの考古遺跡遺産。 この地域では14世紀頃よりオヒンガと呼ばれる石壁を積み上げて集落を囲んできた。中でもティムリカの特筆すべきオヒンガが登録された。 登録国 ケニア 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) 
.jpg) 
                     
                    .jpg) 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                    